猫のあしあと

¥ 1,680 ¥ 1,680
2007-10-19発売

増していく真摯さ
前作『猫にかまけて』に続く猫ライフエッセイ第2弾。
まず、前作に比して、町田氏はいっそう生き物に対する真摯さが増してきているなと感じた。悲しくもこれは、次々と訪れる猫たちの死による結果なのだろうが、しかし、今のような世の中で動物の死からこれほど自身を顧み、疑い、生に対しての追求を怠らない人が、他にいるだろうか。
そう、町田氏は飼い猫たちを「ペット」などとは思っていないのだ。人間である自分と対等の、いや、ともすればそれ以上の者として動物たちに接している。単なる愛護心からでなく、共に暮らすことによって生そのものを教えてくれる存在として、猫たちを見ているのだと思う。
町田氏ファンの...
よかった!
動物と暮らしている人には是非オススメしたい本です。
前作もそうでしたが、今回も同じ気持ちになりました。
我が家で暮らす犬達と共有できる時間を、大切にしよう。と
初心に帰らせてくれる本だと思います。

野良猫を何匹も引き取って、育てるという事は
なかなかマネできない事です。
頭の下がる思いがしました。

『猫にかまけて』の第二弾
町田康さんの文章からは、所謂「動物愛護者」から感じられる視野狭窄、人間と動物は同じものだ!という押し付けがない。

大抵の「生き物好き」は、人間に似た思考・行動をするから動物も尊いと考えがちで(特に愛犬家にこの傾向が強い気がする)、つまりは人間が好き、結局のところ人間に近いものしか認めていないのではないだろうか、とツッコミたくなる人も多い。

ところが町田康さんは、ありのままの猫、人間が理解出来ない部分も含めて、猫そのものが好きらしい。不器用に懸命に、そして嫌味なく彼等の味方であろうとしているように感じられた。

うっかりすると人間を癒す為だけに存在すると思われがちなペ...
『猫にかまけて』との比較
『猫にかまけて』の続編と聞いて、予約して買いました。『…かまけて』に続き、おもしろおかしく楽しいエッセイで、引き込まれてすぐに読めてしまいました。しかし、なぜかもの足りなさを感じるのです。それはきっと著者が『…かまけて』の頃より猫通になってしまったからではないかと思います。傷ついて保護された猫が次々と仕事場や家に連れてこられ、病気になっては狼狽し、回復してはささやかに喜び、死に際しては心から悔やみ涙する日常がつづられているのですが、それぞれへの驚きが『…かまけて』のときほど大げさではなく、また、猫の行動観察に対する描写が『…かまけて』のときには他にないほどユニークだったのに対し、『…あしあと』の...
もう読み終えちゃったよ。
「猫にかまけて」の続編が出ると聞いて買わないわけがない
今日の夕方7時頃に届いて、9時には読み終えていました
ゲンゾー君の話を読んでいる時には
泣けて泣けて仕方ないのに
愛くるしいゲンゾー君の写真に笑みがこぼれてしまう
まったくおかしくなりそうだ、どうしてくれるマチダさん?